サイトを公開して1年。
ドメイン・サーバー更新の時期がきましたので、
確認の連絡をしました。
すると、
「ホームページは更新しません」とのご返信が・・・。
これまで更新不要と言われることが無かっただけに、オフィスで1人
「え~~~~~~!!!!???」と叫びましたよね。
定期フォローをご希望されていたお客様ではなかったけど、
数か月に一度は連絡していたし・・・
サイトの出来栄えとしても、とても喜んでもらえてたし。
それなのに何故???
そこで、今後のサービス向上のためにと、
自分の方で、こんなことをしてもらいたかったな~。などのご要望がなかったかなどを伺いました。
すると以下のご返信をいただきました。
なんでしょうね、
私の場合インターネットがなくとも集客ができていて、
今思うと、HPが全くと言っていいほど必要なかったんです。
誰にも紹介する機会すら無く。。
宣伝していなかったので当たり前ですが。残しておいても扱いに困るので、
完全に削除でお願いいたします(;^_^A
かわいい絵文字からも分かるように、楢崎を嫌いになりました。ではなさそうで安心しました。
契約を更新をされないのは、正直寂しさがあります。
もっと別の活用方法を提案できたかもしれない。とも思いました。
だけど、制作前からこちらのクライアントは、素敵なお客様に囲まれて、
本当に口コミだけでドンドン輪が広がっていくような方でした。
WEBサイト制作を通じて、クライアントとそのご家族、さらにその先のお客様の毎日を楽しくしたい!という
自分の想いをすでに達成されていたような方でした。
ブログに投稿される写真はお客様に囲まれていつも楽しそう。
ご自身の学びのために、投資も欠かさず、いつもキラキラしていました。
だったら、自分がもっと何かをしたい!と思うのは、実は自己満足の領域になってしまうんですよね。
制作前から、この方は既に人生の成功者だな~。と思っていましたが、
自分がWEBサイト制作をきっかけに、クライアントを導きたいのは、この領域だよな。とも今回気付いたんです。
テクニックに偏らず、その人が本来もつありのままの「在り方」がしっかりしていれば、集客とか気にしない領域でハッピーに生きられるんですよね。
では、そこにたどり着くために自分ができることって改めて何だろう?と考えると
・その人が本来もっている素敵な部分を気付かせるお手伝い
・さらにその素敵な部分を表現するお手伝い
それを、ホームページ制作をきっかけにアドバイスさせていただく。
これを言っていいのか悩む部分もあるのですが、実は、自分も仕事の受注においてはほとんど集客とか意識せずにいます。
制作が重なることもあれば、あら?この案件が終わったら、少し空くな。と思うこともあります。
だけど、思いもよらないところから必ずご相談をいただけるんですよね。
どこよりも安くホームページを作っているというわけでもありません。
それでもご相談いただける。
では、自分が何を意識しているか
それが「在り方」なんですよね。
「楢崎さんと知り合って、売り上げが上がった」という声をいただいた場合も、
自分が何かを力技でやったからではなく、その人の「在り方」を整えたから。
と言う方がしっくりくるような気がします。
自分の仕事って、究極ホームページ制作ではなくて、みんなが本来もつ素敵さを引き出し表現することなんだろうな。
生きていれば、色んな事があるのは事実。
クライアントの全員がいつも100%ハッピーな状態を維持できているかというと、そんなわけはないはずです。
だけど、どんなときも、自分は「きっと大丈夫!だって〇〇さんだから」って心から思っています。
自分が提供する商品やサービスが大好きで、一緒に働く会社の仲間が大好きで、お客様の事も大好き!
そんな会社が世の中から受け入れられないはずがないんです。
どうしても、ホームページを活用して云々というと、テクニック的な要素も出てきますが、
もっと大切な事をしっかりと引き出すことのできる制作会社でありたいと思う出来事となりました。
契約自体は終了となりましたが、出会えた事実に感謝です。
ありがとうございます!
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