緊急事態宣言が解除されたとは言え、どこか不安が隣り合わせの状態。
みなさんの業種でも少なからず影響は出ていると思います。
自分の周りでも、仕事がストップしている業種もあれば、残業しても足りないくらい忙しくなっている業種もあり、時間をかけてこのお金の流れがまた足りないところにもちゃんと届いていってほしいと思っています。
他業種の事はいいとして、フリーランスとしてWEBデザイナーをしている自分への影響はどうだったのか?
やっぱり、フリーランスWEBデザイナーという立場は社会的に弱いのか?
その辺を、自分の例で紹介させていただきます。
目次
新規の仕事が完全にストップ!コロナが猛威を振るいだした頃
コロナが猛威を振るいだした頃、既に受注していた案件がストップになったり、制作途中だった案件が写真撮影に行けないなどでペースがスローダウンしたりしました。
しかも、このタイミングで、WEBサイトを作ろう!!という追加で設備投資のようなことをする会社は少なく、一時的に新規の案件が完全ゼロになりました。
正直、先の見えない不安に襲われたよね。
これがずっと続いたら・・・。
今毎月サポートさせてもらっているお客様も打撃を受けていたら、定期サポートも打ち切りになるのでは・・・?
これから独立しようと思っている人がいて、こんな事態が起こったら、最初に倒産の危機に直面するのは、フリーランスで活動する人なのでは?と思うかもしれません。
だけど、コロナのお陰で、自分は大きな気付きがあったんです。
国や県は事業者を応援してくれる事を知る
仕事が無くなる事で第一に直面する問題。
それは。
お金。
入るお金は無くても、出ていくお金は変わらない。
そうなると、現金をもっているかどうかは重要な問題。
お金が無いと、なんだかんだ生きていけないからね。
そこで、スタートしたのが、国や県の融資制度。
3年間返済無し、無利息、無担保。
フリーランスにも融資をしてもらえるんですか?って思われそうだけど、当たり前だけど確定申告をしっかりしてて、税金を納めていたら、ちゃんと相談に乗ってくれます。
先がどうなるか分からないという事で、自分も相談に行くと、
日本政策金融公庫は
1、書類の郵送
2、電話による状況確認(この時点でほぼ融資確定)
3、正式な契約書が届き記入・捺印して返送
4、入金
全事業者が慌ただしく融資の相談をされている中、一度も窓口に行くことなく、約3週間で入金してくださいました。
埼玉りそなさんの融資
1、窓口で相談
2、納税証明書をいただきに、県税事務所へ
3、銀行へ提出し、銀行担当者さんが市役所への手続きを代行
4、正式書類へ記入・捺印に、銀行窓口へ
5、入金
こちらは約4週間でしたが、手続き自体はスムーズで、難しい事は何もありませんでした。
コロナのお陰で気付くことのできた事とは
今すぐ使う必要はないにせよ、国と県から合計500万円の融資をしてもらったのですが、これを生きるか死ぬかで苦しんでるわけでもないのに、融資なんて使うなよ!!!と思う人もいるかも知れない。
でも、これから世界がどうなるか分からない中で、事前準備をしておくのとそうでないのとは大違いだと思う。
そして、国や県は、多くの事業者が弱ってしなう事がどれだけのダメージになるかを知っているのだと思う。
リアルに、自分にもたくさんのお客様がいて、もし会社が無くなってしまったら、多大な迷惑をかけてしまうし、今こそ自分がWEBを活用して応援しないといけない時期。
その国と県から
「コロナに負けるな!頑張れ!!!」
という声を、今回聞けたような気がして。
率直に、
もっともっとお客様に貢献して、しっかり稼いで国と県に貢献します!!!
って思わされました。
あとは、やはりフリーランス仲間やクライアントの存在の大切さ。
この危機を乗り越えるために、いち事業者同士、いろんなアドバイスをくださったり、気にかけてくださったり。
ほんと、みんなに生かされてるな~。と感じました。
これからの時代、大企業かフリーランスか
そして改めて思ったのが、フリーランスという身軽さの重要性。
大企業だからこそ、経験できる仕事があるのは間違いないのですが、そこまで大規模で凄い仕事をしなくても、フリーランスだからこそできる仕事の領域って実際にあって、当たり前だけど、ちゃんと生きていけるんですよね
先日のブログにも書かせてもらったけど、あなたにお願いしたい!!!という方を、日本中からたった数十名~数百名見つけるだけでいいんだもん。
>>副業で10万稼ぐために
2015年に起業してまだ5年。でももう5年。
自分にできることは今後もどんどんコンテンツとして出していくようにしよう。
だって、営業成績会社でずっと最下位。デザイン学んだことなし。HTMLとか苦手。
そんなWEBデザイナーが結構幸せに生きていけてるんだもん。
きっと何かの参考にはなると思います。
ちなみに・・・
自分はコロナの直接的な影響は3月4月の2ヵ月だけで、既にご予約も含めて、たくさんのご依頼をいただいております。
ちょっと誰かに手伝ってもらわないと間に合わないくらいかも。
本当にありがとうございます。