こんにちは。楢崎です。
個人事業主やフリーランスで仕事をしていると、理油は何であれ、何度か「廃業」という言葉が頭に浮かんだことがありませんか?
実際こんなことを考えたことありません?
・一人で寂しい
この仕事の悩み、誰に相談すればいいんだろう?誰でもいいから話を聞いてよ〜〜!
・先行きが見えない
そもそもこの業界、今後どうなるんだろう?たった1年で大きく変わるIT業界なのに、この大海原に小舟を浮かべて生きていけるのか?
・病気・怪我をしたらどうしよう
風邪ひいて1週間仕事が止まった瞬間、納品が遅れて請求書を遅れないということがあったな〜。もし右手を骨折してマウスが持てないとかなったら・・・。休業保険でも入った方がいいか?
・収入が減ったな〜
ついついよかった時代を思い出すものだよね。こんなんなら、サラリーマン時代の方が稼げてたじゃん!とか。
・売り上げが無い・・・
こうなるともうどうにもならないよね。金融機関にいくら借りても、仕事が無かったら返済のしようもない。
分かる〜〜って項目、一つはありませんでした?
そんな自分が今もこうしてフリーランスを続けてこられている理由は!
その前に個人事業主やフリーランスの廃業率について調べてみたので、一緒に見てみましょう。
目次
個人事業主・フリーランスの廃業率
中小企業庁や東京商工リサーチのデータを調べてみると
個人事業主・フリーランスの約半分は1年で廃業していて、さらに5年後には、その中の約1割しか生き残っていないんだね。
これは、フリーランスWEBデザイナーに限らず、開業届を出した全ての業種のデータだけど、100人いたら10人以下なんですね。
フリーランスWEBデザイナーの自分が生き残れている理由
では、どうやって自分は廃業することもなく、今もこうしてフリーランスを続けていられているのか。
明らかな理由は
毎月、何かしらの仕事がちゃんと受注できているから
忙しい!忙し過ぎる!という理由で廃業って思いませんよね。
自分が続けられている理由は、仕事が全く無い時期がなく、何かしら受注しているので、そもそも廃業とか考えている暇がなかったのかもしれません。
毎月仕事を受注してきた秘訣
この記事を書くにあたって、自分がしてきたことや新規受注した経緯などを振り返ってみました。
すると、自分らしいな〜という仕事の受注方法にパターンがあったんです。
ほぼ全案件に共通しているこのパターン。
それを思い出話と一緒にご紹介しますね。
ご近所のワンちゃんが作ってくれた出会い
自分が埼玉に引越したての25歳の頃のことです。
右も左も知らない人だらけ。
ですが、そんな時、ラブラドール(すずちゃん)を飼っているご近所さんと知り合いました。
自分は当時まだサラリーマン。
出勤前、スーツ姿にも関わらず、いつもすずを撫でさせてもらっていました。
服はすずの毛だらけ。袖はよだれがついたり、若干ラブラドール特有のにおいもついてたかな。
だけど、かわいくてかわいくて。
出勤時間ギリギリのときも、すずを見かけたら必ず遊んでいました。
引越し、そして
3年程経ったある日、自分は引っ越すことになりました。
ようやく慣れてきた町を離れるということ。
それは、すずとのお別れでもありました。
引越しの前日は、これもかってくらいに飛びかかってくる大きなすずを抱きしめてあげました。
すずの飼い主のおじちゃん、奥様とも仲良くなっていたので、それからも年に一度は年賀状で近況報告をしていました。
あとは、近くを通りかかった時にはアポなしですずに会いに行くくらいで、年に一度会えていたかどうかくらいでした。
引っ越してから9年後のある日、すずを訪ねて行ってみると、なんだか前とあきらかに雰囲気が違いました。
自分は、すずちゃんがかなり高齢になっていたのを知っていたので、もしかして!!!という嫌な予感が脳裏をよぎりました。
家に上がらせていただくと、リビングの片隅にあったのは、すずの遺影と遺骨、すずの毛で作った小さなラブラドール人形でした。
お線香をあげさせていただき、その日は帰りました。
それからも、すずがもう居ないことは知りながらも年に一度は顔を出していました。
すずと出会って13年後
すずと出会って13年後、自分は会社を辞め、フリーランスとして独立していました。
13年前には独立するなんて1mmたりとも考えていなかったのに。
そしてあるとき、1本の電話が鳴りました。
携帯にはすずのおじちゃんの名前。
これまで、電話で話をすることはほとんどなかったので驚きました。
「楢崎くん、独立してホームページ作ってるんだよね?ちょっと相談に乗ってよ!」
まさか、近所のおじちゃんと13年の時を経て仕事の相談をいただけるなんて想像もしませんでした。
一つ目の仕事はWEBサイトの制作と、ポスティングチラシデザイン、ポストカードのダイレクトメール、看板制作などのプロモーション一式でした。
金額にして約200万円。独立したての自分にとってそれはとてもありがたく、必死に取り組ませていただきました。
さらにそれから半年後、また一本の電話が
「楢崎くん、もう一回ホームページの相談に乗ってよ!」
そしてさらに160万円のWEBサイト制作を受注させていただきました。
自分はこんな感じで、毎月のように何かしらの形で受注をいただいています。
出会って5年越しも当たり前。
だけど、全てに共通しているのは
自分から営業をかけたわけではないということ。
仕事に楽しく取り組む様子と、お客様の成果をSNSで発信するだけ。
見ていただくと分かるのですが、ホームページ制作会社なのに、ありのまデザインの自社サイトの更新はほとんどしていません。
出会いを大切にする
そんな受注の仕方、楢崎さんだからできるんじゃないですか?
って言われたことがあるのですが、自分、営業をかけるとかこちらから売り込むとか苦手なんです。
だけど、人は大好きなので、いつも色んな人と挨拶を交わしています。
ベタな言葉にはなりますが、人との出会いを大切にすることで、自分は仕事をいただいています。
逆に言うと、それ以外の受注方法が無いくらい(それもどうかと思うけど)
だけど、そんな風に生きてると、
自分の周りがある意味全員営業マンになってくれてるんですよね。
紹介料を求められるわけでもなく、純粋に自分を紹介してくれる。
それこそが自分が毎月受注をあげている理由です。
仕事を求めて人と接していては仕事はきません。
目の前の人に興味をもち、気持ちのいい挨拶を交わす。
これから会う方は、全てあなたのお客様であり営業マン。
一つ一つの出会いを大切にしていきましょう!
さらに!自分はある月から、1件の受注額が倍になりました。
ある方から教わったことを即実践しただけで。
これまで20万で受注していたものは40万に!
80万で受注していたものは160万に!
値段を上げることに抵抗がある方。
知っているか知らないか、やるかやらないかだけで、受注金額は変わります。
詳細はメルマガ読者限定でお話ししますね!
今日は長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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