先日、台風19号が日本を襲った際、ホームレスの方が避難所に入る事を拒否されたという問題が、ニュースで取り上げられたのを見た方も多いと思います。
そして、びっくりしたのは
イギリスのチャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」が世界の国々を対象に、人々のGiving(他者に与えること、寛容度、人助け度)の状況を調査して発表している”World Giving Index”(世界人助け指数)の結果でした。
総合順位は126カ国中107位。
先進国の中では最下位・・・
見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」という結果においては、全世界の最下位・・・
日本ってどうなってるんだ?と感じた自分のエピソードを紹介しますね。
JRの駅構内で倒れ、誰からも声をかけられなかった経験
自分が26歳の頃でした。
当時は飛び込み営業やテレアポをしていたサラリーマン時代。
まさに、食べる事だけに必死になっていた頃で、
当時の夜食は、ほぼパスタ。
しかも、100均で購入したミートソース1袋を3日に分けて食べていました。
そんなある朝、ホームまでダッシュして、ギリギリで電車に間に合ったものの、乗った瞬間から冷や汗が💦ダラダラ。
目的地にたどり着いたのが分かり、必死に電車から降りると同時に、ホームに倒れてしまいました。
朝7時30分の大宮駅。
通勤の人でごった返しています。
目も開けられない状態で、音だけは聞こえたのですが、聞こえたのは、革靴のカタっ、カタっ、という音が通り過ぎるだけ。
誰からも大丈夫ですか?という声をかけられる事はなく、足音が引いて少ししてから、駅員さんに声をかけて貰いました。
スーツ姿で、見た目も酔っ払いなわけでも無い中で、誰も声をかけない。
何なんだろ?この国。って思った記憶があります。
朝の忙しい時間。
誰かに構ってる暇がないのも分かる。
でも、1人も声をかける人が居ないって。。。
人助けに興味がない日本って、めっちゃチャンスじゃん!
おもてなしの国とか言われてるけど、人助けを世界一しない国、日本🇯🇵
周りの面倒臭い事に巻き込まれるのが嫌なんだろうね。
だけど、その事実を改めて知った時、自分は確信したことがあって。
人に興味を示さない社会で、めっちゃ人に興味を持つ人って、それだけで生きていけるじゃん!!
って、思ったんだよね。
実際に自分の普通にやってるお節介は、びっくりする人が本当に多い。
- 駅のホームに、目の不自由重な方が居たら、電車に乗り込む所から、座る所、降りる所までサポートする。
- ゴミ出しの日に、おばあちゃんが、でっかいチャイルドシートを運んでるのを見かけて、自分が代わりに運んだり。
- 電車内で、リュックがパッカリ開いている人がいたら、声をかけて閉めてあげる(これ、結構よくある)
- 明らかにホームレスの方が、道で倒れてたとき、一緒にご飯食べに行ったこともある。(ご飯のお替り自由な定食屋さんに行った)
こんなエピソードが、毎日のように生まれるのね。(自分と一日過ごしたら、きっと分かると思う)
「人助け」
やられて嫌なら問題だけど、これがまたみんな喜んでくれるのよ。
正直、少し勇気がいるときもある。
恥ずかしさも無いわけではない。
でも、えいっ!って一歩を踏み出すと喜んでくれるんだよね。
他人に興味をもって、困ってたら手を差し伸べる。
その繰り返し。
それができるだけで、周りに素敵な方が集まってくれて、
特別凄いことなんて何もできない自分でも、みんなが慕ってくれる。
ほんと、それだけで結構ハッピーな生き方ができるんだよね。
目の前で困っている方がいたら、手を差し伸べてみよう。
そこに、新しい世界が待ってるから。
【参照】
Yahooニュース
「人助けランキング、日本は世界最下位」英機関 日本は冷たい国なのか ホームレス受け入れ拒否問題 より